毎日、丁寧に|群ようこ「かもめ食堂」
2024.03.10
#小説
書名:かもめ食堂(単行本)
著者:群ようこ
出版:2006年1月1日・株式会社幻冬舎
ページ数:204頁
amazon:https://amzn.to/3Tr8K41
好き:★★★★☆
こんな人におすすめ:フィンランドに行きたい人、丁寧な暮らしをしたい人
どんな本?
「子どもがやっているおかしな店があるらしい」
単身フィンランドにやってきて、小さな食堂を営むサチエ。街の人から遠巻きに噂されているが、そんなことはお構いなし。彼女は今日もいつも通りお店を開ける(もちろんサチエは立派な日本人女性だ)。
ひょんなことから出会った日本人女性・ミドリとマサコ。初めてのお客さん・ヒルトネン。毎日遠くから睨みつけてくるリーサ。みんなどこか欠けていて、でもそれが愛おしい。彼女と愉快な仲間たちの日常を垣間見ることができる一冊。
読んだきっかけ
職場の先輩がフィンランドに行くというので。
あと映画が有名だったよね。おしゃれな人はみんな通ってそうだから読んでみた。
感想
さくさくっと読めた。2時間くらい。
「人生すべて修行」
この言葉からハイキューを連想してしまった。稲荷崎高校主将・北さんが言っていた「毎日やんねん。ちゃんとやんねん。」ってセリフ。
どんな些細なことも、毎日の生活をきちんとしていないといざという時に力を発揮できないんだろうな。そういった意味でいうと、ずっと気を抜けない暮らしはまさに修行ですわ。
あと、サチエが宝くじを当てるシーン。
サチエに当たったのは、しっかりと準備ができていたからなんだろうな。ハイキューでも、チャンスがいつ来ても大丈夫なようにしっかり準備しておけ、みたいなこと言ってたし(またハイキューかよ)。
準備されたからチャンスがやってくるんじゃなくて、準備しているからチャンスに気づくことができるってことだよね。サチエがフィンランドに行くための行動をやりきっていなかったら、宝くじを買うという発想は生まれなかったわけだし。チャンスはそこらじゅうに転がっているのに、頑張った限られた人にしか見つけることができないなんて。楽して運にあやかりたいって思う私は、まだまだなんやろうなあ。
あと、サチエのつくるおにぎりとシナモンロール食べてみたい。おにぎりが不人気なの意外だった。梅干しはなんとなく分かるけど、おかかとかいけそうじゃない?あの真っ黒な海苔がだめなのかな。
原作読んだし、映画も観てみるか。と思ったらアマプラで観れなくなっていた…。